シャクヤク ―春を告げる赤い芽―

この記事は2019年のシャクヤクの発芽の様子が書いてあります。

赤い色の芽の時は取り扱い注意

今年も春を告げるシャクヤクの赤い芽が出て来ました。
これくらいの時はまだ芽が柔らかいので取扱注意です。

以前に暖かくなって来たから雑草を取り除こうとしてシャクヤクの周りの雑草を引っこ抜いたら、雑草の陰に隠れていたシャクヤクの芽も一緒に引っこ抜いてしまったという事がありました。

ちょっと触っただけでも簡単に折れてしまう事もありますので、芽が赤いうちは柔らかいので要注意です。

今年も雑草を取り除きましたが、その教訓を得て、慎重にやりました。
だから今年はバッチリです。

赤い芽の時の見た目と変化

赤い芽の時の表面は瑞々しく艶がある感じです。
何かとても新鮮な野菜、特に山菜系のような感じがしてしまいますね。

これが徐々に濃い緑色に変化して行きます。
緑色が濃くなって来ると強度も多少は出て来ますが、このブログで何度もお伝えしている通り、花がちょっとした衝撃で落ちやすいので、結局終始取扱には注意する必要がありますね。

開花時は神に祈る気持ちで!?

我が家のシャクヤクは(おそらく)『ラテンドール』と呼ばれる白い大輪の花が咲きますが、花の大きさがかなり大きいので、雨が降って花に水が溜まっただけでも重くなって花が落ちてしまう時もあります。

さらにその状況で風が吹いたりすると最悪な状況ですね。
ア〇ラ100%よりもヒヤヒヤしてしまいます!?

花が重くなって来ると、散るという感じではなく、花全体がボトッと落ちるので、初めてそれを見た時はすごいショックでしたね。

開花させて普通に散るまではなかなか安心出来ないです。
だから開花したら雨風が無いようにひたすら神様に祈るしかありません。
結構手間暇を惜しまないというのであれば、花に水滴が掛からないないように傘を立てる方法も有効ですが、この方法も風が強かったりすると空しく花が落ちてしまう時もあります。

今まで増やし方に疑問を持っていた 

もう10年以上は経っているかと思いますが、ぶっちゃけ株が増えている感が無くて、どうやったら増えてくれるんだろうとは思っていました。

それで今年は気になってちょっと調べてみると、シャクヤクは株分けが主流で、休眠前の9月~10月くらいに行うと上手く行きやすいみたいですね。

また4、5年に1度は植え替えと株分けをした方がいいという事を初めて知って、今年はシーズンが終わったらちょっと株分けを実践してみようかなって思っています。
特に鉢植えで栽培している時には効果が高いのだとか。

栽培鑑賞用の我が家のシャクヤク

シャクヤクは漢方薬としても有名ですが、それは乾燥したシャクヤクの根を使っています。
甘草と合わせた芍薬甘草湯は有名な漢方薬ですよね。

流石に掘り起こした事も無いくらいなので、私も当然薬として使った事はありませんけど、素人には敷居が高い事なので、おすすめは出来ません。
我が家のシャクヤクは栽培および鑑賞用ですね。

今年も白い大輪を見事に咲かせたいです。
また追って経過報告させていただきます。