長ネギの再生にチャレンジ

長ネギはタフな生き物です。
それはこのブログを始める前から感じていました。
小さい苗のうちは弱いですが、ある程度の多きさになって来ると、ちょっとやそっとじゃ死ななくなります。
土から上げても死なないというのは、以前から凄いなって思っていました。

我が家のボスが先日長ネギを使って、ラー油とごま油をメインに和えた簡単な料理を作ってくれたのですが、それがなかなかヒットしたせいもあって、我が家の長ネギ需要が格段に上がって来ました。

そうすると素材も新鮮な物を求めるようになり、時間の許す限り出掛けては道の駅とかで売っている野菜を見に行ったりしていました。
野菜は地域にも依ると思いますが、我が家の方面の道の駅はなかなか新鮮な野菜を置いています。
長ネギもいわゆる泥ネギと呼ばれる物で、畑から抜いて来て、土がまだ付いたまんまで売られている事もありますが、これがなかなか鮮度が良いです。

この泥ネギは根っこも付いているので、ある時ボスとその話題になって、ひょっとしたら再生出来るんじゃないかという話になり、試してみる事になりました。

だいたい根っこの付け根から1~2cmくらい残した長ネギの根っこの部分だけ埋めてしばらく様子を見ます。

すると年輪みたいになっていた長ネギの断面が緑色になって盛り上がって来て、そうこうしているうちに数週間ほどで長ネギの形に戻って来ます。
大雑把ですが大体埋めた長ネギの5割くらいは再生出来ました。
水耕栽培で行っているのを見掛けたりしますが、普通に土に埋めても栽培可能です。

5割くらいの再生については、
①茎の部分が短かった
②土を乾燥させてしまった
③気温が高くなり過ぎてしまった

考えられる部分としてはこの3点が最も思い当たるような感じがしました。
他にも再生は出来たのですが、露地に植え替えした後病気になったらしく、死んでしまったのも何株かありました。

この再生栽培で長ネギのタフさを改めて感じるようになりました。
人間にも欲しいタフさだなって思います。

再生した長ネギです。