チューリップが芽を出していました。暖冬のせいもあるのか、春を知らせるタイミングも早く感じます。
去年咲かせた球根を今年も上手く咲かせたいと思うのですが、上手く咲かせられるかどうか毎年気になっています。
株分けするくらいまで球根を大きくさせる事は出来るのですが、株分けしてからがなかなか上手く行かないので悩んでいます。
それぞれ分けて小さくなった球根は、下手すると共倒れになってしまう可能性があります。
以前にグラジオラスを栽培していたのですが、やはり株分けで悩みました。
グラジオラスは新しい株がすぐ出来るので、株分けはチューリップよりも比較的簡単かもしれません。
でも新しい株は大抵2〜3年は生長しないと花を咲かせられません。
その若い球根の時に上手く生長させられなくて、毎年続けられなくなってしまいます。
チューリップの生長時期は春先です。
おそらくこの時期が球根を生長させる最も重要な時期じゃないかなと思います。
チューリップだけじゃなく草花は全般的に、花を咲かせる前が一番栄養を必要としているタイミングです。
開花が一番栄養を消費するというのは、草花に親しんでいると何となく理解出来ます。
「花を咲かせる」って一大イベントですからね。
人生の大一番にも例えられるように、昔から先人の人たちもそういう風に感じていたのかもしれません。
重要なのは栄養を必要とする生長期にどれだけ供給してあげられるか、です。
それと開花後は枯れてしまうまで、来年また花を咲かせる為に球根に養分を蓄積すると思いますので、その時期も球根を生長させる重要な時期だと言えます。
葉や根が残ってる限りは養分を吸収し続けているはずですので、出来る限り養分を吸収させてあげたいですね。