白い足みたいでした
今回の冬は平年よりも厳しかったせいか、越冬した作物は暖かくなってもなかなか直ぐに生長しなかったのが幸いして、大根も3月くらいまで食べられたので、そういう意味では厳しい冬も悪くは無かったのかなって思っています。
私自身基本寒いのが苦手で、寒さに直面すると思考能力が低下するような感じがするので、いつも冬が来ると早く冬が終わってくれないかなって思っていますが、今回はその気持ちが特に強かった感じがします。
やはり暖かい方がいいですね。
でも暖かくなると大根は茎を伸ばして花を咲かせてしまいます。
そうなるとメインの根っこの方は筋張って来てしまって、食すには余り適さなくなって来てしまうんですよね。
おそらく去年の3月くらいには既にそんな状態になっていたと思います。
今年もいくらずれているとは言えども、暖かい日が続いてくると大根はあっという間に白い花を咲かせてしまいます。
そんな感じで、先日少し意識をして大根を抜くようにボスに話をしたら、ボスがニヤニヤ笑いながら抜いて来た大根を私に見せてくれました。
ん?やはりもう筋張って来ちゃったのかな?
いや…ああ、この大根…何か足みたいっすね。
大根とかの根菜がこういう風になるのって、確か栄養が悪いせいだったからだったっけ…?
土の問題だったんだっけ?
ちょっと正確なところは忘れてしまったのですが、あまりにも見事に2つに別れているので、本当に足みたいに見えて来ます。
確かに今回の大根は種まきの前に肥料を撒いたくらいで、そんなに手間掛けなかったなと思っていました。
大根は発芽も早い方なのですが、今回も結構芽を出すのも早く、元気に生長している姿を見ていましたので、余り肥料をあげて生長を促進させてしまうと、越冬する前にちょうどいい時期を迎えてしまうかなって思いがあって、あえてそんなに手間を掛けませんでした。
大根はホント強いですよね。
雪に埋まっていても生きていますし。
おそらくそういうのもあって、更に寒かった冬も重なって、先月でも食べられたのかもしれません。
我が家では既に秋まきの定番になっている大根ですが、今年の秋もまた育てる事でしょう。
とりあえず今回の大根にはお疲れ様でしたと言ってあげたいですね。