当時はかなり近未来的な感じがしました
ナムコで当時人気だったゲームにゼビウスがあります。
ジャンルはシューティングアクションと言うのでしょうか、縦スクロールで自機を操作して、対空用と地上用の2種類の攻撃方法を駆使して敵を倒して行きます。
当時にしては近未来的な世界観で、本当に当時の開発者の方々の創造力には驚かされるばかりでした。
うろ覚えなのですが、ゲーム内に独特の言葉があったように思います。
クレジット音(お金を入れた時の音)が、確か『グワッシャ』とかって言ってたと思うのですが、それが『出発』を意味するとか…
途中ナスカの地上絵みたいな模様をした場面にスクロールするのですが、そういう古代的なものと機械的な感じがある自機や敵とが妙なミスマッチがあって、それがまた印象的でもありました。
結構ゲームというものが世の中に出たばかりの頃は、みんな創造力を膨らませていたのか、やたらと創造力が豊かな人が多かったように思います。
現在も創造力の豊かな人はいらっしゃいますが、当時と比べると大分限定されて来たように思います。
ちょうどゲーム以外にも漫画やアニメなども色んなジャンルが出始めるようになって来て、よくよく考えてみると、それが現在の基本になっているのかなって思います。
ゼビウスの話に戻します。
ゲームオーバーになるまで基本縦スクロールはずっと続きますが、節目でボスみたいな大きな敵が出て来ます。
この時だけはスクロールが止まるのですが、これも最初は敵の大きさに圧巻された記憶があります。
恐らくこういうゲームからどんどんリアルを追求していくようになって行ったのでしょうね。
ゲームに対するリアルの追求は未だに続いています。
飽くなき追求です。
現在のゲームは当時と比べると天と地ほどの差があるかもしれませんが、当時のゲームがあって今があると思うと何となく感慨深いものがありますね。