大根の花
もう大根の時期も過ぎてしまって久しいかと思いますが、大根も放っておくと白い花が咲くようになります。
ちょうど菜の花の白いバージョンみたいな花で、なかなかきれいだったりします。
ふと思い出しましたが、確か去年も花を咲かせたと思いますね!
作物を育てるようになってから、一気に種を蒔いたりすると収穫も一気になってしまったりするので、意識的にずらして育てたりするのですが、それでも消費の方が追い付かず作ったものが余ってしまう時があります。
また作物って遺伝子がそういう風になっているのか、やはり時期が来ると花が咲きますし、実を結んだりするようになっているんですよね。
だから余りずらし過ぎると、大根の場合は根が丸々と太る前に茎が伸びて花を咲かせてしまったりするんです。
大根は余ったら花を咲かせて種を取ってもいいのですが、種もいっぱい余っていますし、肝心の根の部分も時期が過ぎると筋張って来るので、普通に食べるには余り適していません。
葉が育ってきたら葉っぱだけでもおひたしなどにしていただく事も出来ますが、それだけだと消費は追い付かず、ある程度葉も大きくなってしまうと、硬くなって来るので食せなくなってしまいます。
そんな状態で様子を見ていると、春の暖かくなった日差しを浴びて大根は勢いよく生長しますので、あっという間に花を咲かせてしまいます。
泣く泣く花が開花する前に蕾を摘んでも、次から次へと花を咲かせてしまいます。
ホント、大根の生長は早いんですよね。
そんな訳で今年も我が家の大根は花を咲かせてくれました。
この調子だとまた種を取る事になると思いますので、我が家は大根の種が無くなる時は来ないのかもしれません。
まあそれはそれでいいんですけどね。
我が家でメインの作物である唐辛子も、そういう傾向があるので、上手くバランスを取って作って行く事が出来たらいいなって思っています。
ある意味サイクルが成立していますからね…種屋さんにとっては嫌なパターンだと言えますが…。