ニンニクにも物語があります
 今年話題に出さなかったニンニクですが、収穫の時期を迎えました。
今回のニンニク栽培にはいつもとはちょっと違ったエピソードがあります。
 まあ、そんな大した事では無いのですが…
 それはニンニクを植える時期なので去年の秋蒔きの時になります。
 何気にニンニクは毎年栽培しているのですが、いつも自分が満足出来る大きさにまで生長してくれなく、日々良い方法を追い求めているような感じでした。
 そんな中植えるには多過ぎるくらいのニンニクが余っていたので、ボスに料理に使って貰おうと思い声を掛けてみました。
ボスは軽く二つ返事で快諾してくれましたが、数日経ってもなかなかニンニクを使ってくれる様子がありません。
 その後も何回か声を掛けたのですが一向に使ってくれる様子が無かったので、私もついに堪忍袋の緒が切れて、ニンニク全てを植えてしまいました。
 しかも通常であれば一欠片一欠片植えるのですが、その時は何個かニンニク1個丸ごと植えてしまいましたね。
 そんな経緯で採れたのが今年のニンニクです。
 今年は春先に気温が上がらない日が続いたせいかニンニクもいつもより収穫が遅れた感じがします。
 ニンニクは冷涼な気温を好むので、逆になかなか枯れてくれなかったせいもあるかもしれません。
 梅雨の合間を縫ってニンニクを掘り起こしたところボスが何やら近寄って来て、ニンニクの薄皮を剥き始めました。
 植える時もそんくらいの早さで動いて欲しかったなって思いつつも、新鮮な採れたてを私も賞味してみたかったので、何も言わずボスの様子を見ていました。
 3玉くらい剝いて一欠片一欠片みんなバラバラにして少し乾燥させてた物を画像に収めました。
 採れたてのせいかとても鮮度がありそうだったので、植えた経緯の割には良く出来たなと少し自画自賛したくなるような気持ちが湧き上がって来ました。
 でもニンニクは一欠片一欠片切り離して植えるのが普通の方法なので、次回からはちゃんと守って栽培したいなって思います。
 ボスにも上手く出来たんじゃない?と、お褒めの言葉をいただき、早速ニンニクを使った料理を出していただきました。
カツオの刺身とニンニクは相性がとってもいいなと思います。
 今回はニンニクのスライスでしたが、すりおろしてもいいですね。
 食感も楽しみたければスライス、ニンニクの辛さを求めたいのであれば、すりおろした方が辛さを強く感じます。
 次の日が完全にオフの日にいただけると、心ゆくまで味わえます。
画像だけだと分かりづらいかもしれませんが、ニンニク醤油にもチャレンジして貰いました。
この醤油の中にもスライスしたニンニクが浸かっているのですが、ボスに促されて私がスライスしてみました。
これからも機会があれば料理に挑戦して行こうかなって思っています。