必要に応じてリード

安全と安心を優先

我が家には２匹の猫がいます。

１匹は女で名前はクロエといいます。
彼女は性格がおっとりしていて、どちらかというと内向的な感じの性格なので、あまり自ら進んで外に出ようとしませんし、例え外に出てしまったとしても、それほど手間を掛けなくても連れ戻す事が出来るので、その点はあまり苦労はしません。

問題はもう１匹のオス猫で、名前をラルフといいます。
彼はどちらかと言うとやんちゃな性格で、身体も大きくてイカツイ感じですが、実はと言うとビビりだったりします。
でも好奇心旺盛で、外に出る事が大好きで、おねだりしてまで外に出たいと考えるくらい外の世界に興味が深いです。
また身体が大きい割にはかなりすばしっこいので、隙を見て脱走してしまうと、連れ戻すのにかなり苦労します。

外の世界に興味があって、いろいろと見聞したいという気持ちは凄く分かりますが、外の世界はもちろん危険もいっぱいです。
坊っちゃんなので世間知らずなところもあってか、外の世界にいる野良猫たちにも食って掛かりそうな勢いも持っています。
また車通りに出てしまうと轢かれるというリスクも考えられます。

折角小さい頃から保護して来たので、最後までちゃんと面倒を見てあげたいという気持ちもがありますし、出来るだけ自由にはさせてあげたいのですが、ある程度は妥協して貰わないといけない部分もあります。
まあそれが飼い猫の宿命かもしれません。

なので、天気がいい日はリードで繋いで外に出してあげる事にしました。
ですが、相手はなかなかの巨漢ですので、首輪だと簡単に振りほどいてしまいます。
元々猫用の首輪というものは、一定方向に強い力が掛かると外れてしまう仕組みになっている物が多いので、彼みたいに力がある猫にとってはあまり意味がありません。
まあ彼自身にとっては、そちらの方がいいんでしょうけど…。

そこでいろいろと探してたどり着いたのが、ベストタイプの胴輪と言うんですか、ホント普通のベストみたいに着て貰って、それとリードをくっつける方法が一番お互いがウィンウィンになれるんじゃないかなと思いました。

それだとかなり外れる率は減りますが、それでもゼロにはなりません。
何度か実際に外れてしまった事もあります。
でも首輪とかよりかは遥かに確率は減ります。
それに自動で巻き取れるタイプのリードで一定の間隔を保てるようにしてみました。
見た目的にはほとんど犬を散歩させているような感じです。

自由に駆け回れないので不便な思いをさせてしまう部分もありますが、結構外の雰囲気を味わう事は出来ているみたいなので、とりあえずはこのスタイルでやってみようかなと思っています。

大型犬用ですが、これくらいでもちょうど良かったです。
猫はすばしっこいので、不自由な思いをさせてしまいますが、ある程度重厚感があるリードの方が安全面で考えるといいかもしれません。