チャドクガの幼虫

毛虫も活動時期です


日に日に気温も高くなって来て、梅雨っぽい天気になって来ました。
植物にとっても生長時期なのはもちろんですが、それだけではなく虫たちにとっても生長時期でもあります。


先日開花前のサツキに何かうごめく姿を見掛けました。以前にもサツキに大きな毛虫が付いていた事がありましたが、おそらくその時と同じ種類の毛虫が今回もまた付いていました。
当時は何という名前だったか分からなかったのですが、今は分かります。
チャドクガの幼虫です。


4月から5月の初めの気温が上がり出して来る頃に壁などにピンピンした毛を持つちょっとカラフルな毛虫を見掛けるようになりますが、それが生長するととても大きな姿になります。
蛾の幼虫も植物を育てる人間から見れば典型的とも言える害虫になってしまいますが、私は極力現状を保たせるようにしています。
なるべくなら殺生はしたくないんですよ。
彼らもただ単に生の営みをしているに過ぎませんからね。
でも幼虫も大きくなると食欲も半端無く大きくなりますので、あまりにも食い荒らしてしまう時には対処します。
好みの葉がある所から遠ざけたりするだけでも効果があります。
でもたくさん幼虫がいる時は対処仕切れなくなって成す術もなく食い尽くされてしまうという事もあります。
1度チャドクガじゃなかったかもしれませんが、やはり蛾の幼虫にホウセンカを食い荒らされた事があります。
葉っぱという葉っぱを全部食い尽くしてしまったものですから、茎しか残っていないホウセンカは無惨にも光合成が出来なくなって枯れてしまったという経緯があります。


今回サツキの方はそんなに食べられては無かったので、ひと安心です。
ひょっとすると気付いてないだけで、毎年食べられてるのかもしれませんね。
これからどんどん暑い日が続くようになって来ます。
そうすればハブランサスも咲いて…ん?
ああ、そういえばまた今年も咲くかどうかが微妙になって来ました。
何故ならそれはまたもボスが草むしりの時にハブランサスの葉も刈ってしまったのです!ハブランサスの球根も2、3個掘り返してありました。ボス、いい加減葉の形覚えて下さいよ。
実際に咲いたかどうかは、また別の機会にお話ししようかなって思います。

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