今年最後のコカブ収穫です
先日試し抜きしたコカブですが、だんだんいい具合に大きくなって来たのでボスと一緒に収穫してみました。
試し抜きしたおかげで詰まっていたのも多少は緩和されたのか、初回のビギナーズラックなのか、はたまたその両方なのか定かに分かりませんが、なかなか普通にいい形をしたコカブがとれました。
早速お目当ての香の物をボスにこしらえていただきました。
香の物だとコカブの食感が凄く伝わって来るので、カブと言ったらシンプルに香の物が我が家では主流になっています。
葉も虫に食われてしまいましたが、食べられそうなところはボスに細かく刻んで貰い、これも一緒に香の物としていただきました。
新鮮なコカブだと直ぐに香の物の味が染み込んでくれるので、ありがたい限りです。
早速いただいてみると、思い描いていたようなツルっとした食感に思わずにんまりしてしまいます。
また今回初めてボスがコカブでスープを作ってくれました。
見た目ジャガイモのスープのように見えましたが、ジャガイモよりも透き通った感じがしているのでカブなんだと分かりました。
最初カブのスープなんてどうなんだろうと思いましたが、食べてみて柔らかいカブの食感が何とも言えずいいなって思いましたね。
カブもいつからか好きになって食べるようになりましたね。
とれたて新鮮な野菜を食べられるのは他に無い贅沢だなって思いますが、変な言い方をすると先ほどまでそこに植わっていた野菜を細かく刻んで食してしまうのですから、そういう観点で見るとなかなか残酷な感じがしてしまいます。
先ほどまであった命を有難くいただく訳ですので、とても粗末になんか出来ません。
食べる事で命を繋ぐ事が出来るんだと思うと、命を犠牲してくれた食べ物には感謝の言葉しかありません。
何か年々命の尊さみたいなのが身に染みて来る感じがして来ます。
そういう何か根本的な事を思う事が出来るというのも、実際に作物を作り始めるようになってから少しずつそういう思いが強くなって来ましたね。
以前からちょこちょこ言ってるかもしれませんが、やはり草木を育てるという事は奥が深いのかもしれません。