小菊 冬を知らせる花

小菊、今年も咲きました

秋も深まって来るこの時期、日に日に寂しくなって来る景色の中に目立つ色彩を放っています。

毎年いつも思う事なんですが、植物が全般的に枯れて来る時期に何で花を咲かすのかなって不思議に思っています。
しかも結構色鮮やかで、周りはあまり花も緑も無い時期ですから余計に目を惹きます。
逆に言うと、周りが緑や花の多い時期であればそんなに気にならなかったかもしれません。
最初我が家で咲き始めた頃は種類も少なかったですが、今は種類も増えて来ました。

これも少し前にお知らせしたシロバナヨウシュチョウセンアサガオみたいに種が何処かからか飛んで来て、我が家に自生するようになりました。
どちらにしても飛んで来た元々の種はとても強かったんでしょうね。
我が家に自生するなりあっという間に生長して、気付いたら家の周りを群生するようになっていました。

草花というものは生長する条件さえ当てはまればグングン生長するというのは今までやって来た経験からも理解出来るのですが、人為的にそういう環境にさせてあげるのがなかなか難しかったりします。
おそらく作物を収穫する事を生業にしている人でも、それは終わりの無いテーマみたいなものかもしれませんね。

私もこれからいろいろと経験を積んで、少しでも草花の気持ちが理解出来るように目指してみたいと思っております。
結構群生して来ているので、今年の花が咲き終わったらちょっと調整しようかなって思っています。
草花は環境がいいとどんどん生長してしまうので、ある程度は調整する必要があるのかもしれません。
草花を調整するなんて何だかおこがましい感じがしますが、割と大切な事かもしれませんね。
以前も朝顔やフーセンカズラ、ホウセンカがたくさん群生してしまった時にちょっと調整しました。

小菊も多少調整はしていますが、それでも年々増えているような感じですね。
小菊はなかなか虫も付かないので、増える要素が大きいのかもしれません。
折角育った苗が枯れてしまって、一喜一憂した頃が懐かしいです。

来年は花の咲かせ方にもちょっとこだわってみようかな?なんて思っています。
まあ調整の一環と言えるかもしれませんね。
基本あまり手間暇掛けてあげられないので放置している事が多いのですが、伸び放題になっている姿を見て、たまにはちょっと手間掛けてみてもいいかなって気になって来ました。

来年のこの時期までまだ時間がありますので、じっくりと計画したいと思います。

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