いやいや、知りませんでした
去年の唐辛子不作を受けて、今年は重点的に栽培した唐辛子でしたが、その中にちょっと他の唐辛子と違った感じのものがありました。
茎や葉を見ると明らかに唐辛子の種類のもので間違いないと思いますが、花の咲き方がちょっと違っていたのが気になっていました。
花が咲き終わって実を付けてくれたのですが、どうも普通の唐辛子ではないみたいなので、いよいよこれは何だろうと思うようになりました。
唐辛子だとご存知の通り実は細長いのですが、それは丸みを帯びています。
最初は唐辛子にしては変な形だなと思って見ていましたが、実が大きくなっていくうちにこれは唐辛子ではなくピーマンなのではないかと思うようになって来ました。
ですが、私はピーマンを栽培した事は今までありませんので、ピーマンだとしたら何故そこに生えて来ているのだろうと、ちょっと怖い気持ちにすらなりました。
そんな話をボスにしてみたらボスが何事も無かったように一言、
「ああ、買ってきたピーマンの種植えてみた事あるよ。」
ええ?
そうだったんすか?
たまたま同じところに唐辛子の種を蒔いてたのですが、それとほぼ時期を同じくしてボスが同じところにピーマンの種を植えていたみたいだったのです。
まさかそれが生長して実を結ぶまでになるとは…それはそれで凄い事ですね!
考えてみると確かにボスは面白半分で、スーパーなどで買って来た野菜の種を空いているところに植えてみる事をしていましたね。
大抵は芽が出て来なかったり、出て来ても実を結ぶ前に枯れてしまったりしていたのですが、おそらくこのピーマンはそういう感じで植えて初めて実を結ぶ行程まで行けたものかもしれません。
そのピーマンが植えてあるところは土があまり良くないのか、それともピーマンの水の吸収が凄まじいのか分かりませんが、とっても乾きやすくて何度がしおれてしまい、死線をさまよった経歴がありますが、何とか頑張って生き残ってくれています。
実を結ぶまで唐辛子だと思い込んでいましたが、ピーマンだった事が判明した出来事でした。